発掘おもしろ図鑑
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「日本懐かし団地大全」照井啓太著
著者によると、今は「第2次団地ブーム」だとか。日本住宅公団が猛スピードで各地に団地を建てていた昭和30年代半ばから昭和40年代前半にかけてが第1次ブーム。しかし、日本が豊かになると団地は時代遅れの存…
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「絵でみる 江戸の町とくらし図鑑」善養寺ススム文・絵江戸人文研究会編
江戸時代を舞台にした時代劇や時代小説を見たり読んだりしていても、描かれるのは主人公の周辺ばかりで、彼らと同時代を生きている庶民の日常や町の景色の細部まではよく分からない。 物語と地続きになっ…
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「大正昭和美人図鑑」小針侑起著
いつの世も男は美しい女性に目がない。週刊誌のグラビアもスマホもない明治や大正の男たちだって同じだろう。ご先祖たちは、たぶん、お気に入りの女性たちの写真を、本に挟んだり、札入れに忍ばせたりして、楽しん…
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「SMILE 美しすぎる人類図鑑」近藤大真著
笑顔ほど人との垣根を取り払い、通じ合わせてくれる最高の武器はない。そんな世界中の人々の笑顔を集めた写真集。 大学生のときに、写真家になろうと決意して絶景を撮る旅に出た著者だが、どんな絶景より…
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「世界遺産 100断面図鑑」中川武監修
「人類が過去から未来へ伝えていかなければならない共通の遺産」として認定された世界遺産は、今や世界中に1000件以上もあり、どの遺産も各地の観光の目玉として世界中から訪問客が絶えない。 本書は数…
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「日本百銘菓」中尾隆之著
夏休みも終わり、職場では各人が旅先や故郷から持ち帰ったお土産が行き交っているのではなかろうか。 各地に、その場に行かなければ買うことができない銘菓がある。 本書は、これまでに5000…
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「文房具の解剖図鑑」ヨシムラ マリ、トヨオカ アキヒコ著
パソコンで何でもこなせるとはいっても、やはり仕事には文房具が欠かせない。お気に入りの文房具が手元にあるだけで、仕事がはかどる(ような気がする)。 日本製文房具の品質は、世界最高水準だそうだ。…
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「にっぽん氷の図鑑Best50」原田泉著
この記録的な酷暑で、かき氷屋さんも大繁盛。ここ数年のブームで、いまや専門店が各地に登場し、通年で楽しめる。かき氷といえば「イチゴ」や「メロン」などしか思い浮かばない人には、人気店の凝ったメニューに目…
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「新版 ビールの図鑑」一般社団法人日本ビール文化研究会・一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会監修
連日の猛暑で、一日の終わりに飲むビールがいつもの夏以上に至福の一杯に感じられる。 ビールは、日本でもっとも飲まれているアルコール飲料だが、「とりビー(とりあえずビール)」という言葉が象徴する…
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「失敗図鑑」大野正人著
中間管理職による若者評のひとつが「失敗を恐れて、自ら動こうとしない」というもの。自分の子供をそんな若者にしないために、夏休みに一緒に読みたいのが本書だ。 歴史に名を残した偉人たちの失敗と、そ…
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「絶滅生物図誌」チョーヒカル著、森乃おと文
地球に生命が誕生したのは約40億年前。以後、現代まで5度の大量絶滅を経て、多くの生き物が生まれては消えていった。 本書は、かつてこの地球に存在したが、絶滅した生き物たちを精緻なイラストで紹介…
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「最新 進化論キーワード図鑑」池田清彦監修
遺伝子操作の技術は知らないうちに日常に浸透し、そう遠くない将来、受精卵に遺伝子操作を加え、親の望む通りの子供をつくり出す「デザイナーベビー」さえ現実化するといわれている。 こうしたニュースを…
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「ダムの歩き方」萩原雅紀監修、地球の歩き方編集室編
今、ダムが密かなブームとなっているのをご存じだろうか。公共の交通手段がほとんどない不便な場所にあるが、美しい日本の風景に溶け込んだダムは、圧倒的な存在感で訪問者を魅了。一度訪れると病みつきになり、必…
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「国宝の解剖図鑑」佐藤晃子著
国宝は、その名の通り、国の宝であり、国民の宝。見る者を感嘆させ、魅了し、そして誰もが納得する圧倒的な存在感を放つ。それもそのはず、重要文化財の中から、文化史的、歴史的意義が高いと判断されたものが国宝…
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在校生の「生の声」で紹介 有名大学のリアルな姿
この時期、志望の大学に入学したものの、思い描いていたキャンパスライフと現実の間にギャップを感じ、悩んでいる学生も多いのではなかろうか。本書は、そんな先輩たちと同じ轍を踏まないために受験生にお薦めした…
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日常生活では使えない!? 面白ことわざ
「挨拶より円札」ということわざをご存じだろうか。明治時代になってから生まれたことわざで、「円札」とは1円札のこと。その意は、「言葉でのお礼より、お金など実際に役立つものの方がありがたい」という何ともス…
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ガラスの天井を突き破ったリケジョたち
トランプに敗れたヒラリー・クリントンのように、世の女性たちが男性と対等の地位を得るには、男性以上の能力に加え、女性だけの頭上にある「ガラスの天井」を突き破らなければならない。 科学の分野でも…
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日本のウユニ塩湖が千葉県に!?
「天空の鏡」と呼ばれる、ないだ湖面に青空が映し出され、そこに立つ人が、まるで空中にいるかのような錯覚さえおぼえる南米ボリビアのウユニ塩湖の絶景。その幻想的な美しさに、いつかは自分もと憧れている人も多い…
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「タツノオトシゴ図鑑」サラ・ローリー著、曽我部篤訳
可愛い系や獰猛系、そして不思議ちゃんなど、何でもありの海の生物の中でもひときわ異彩を放つタツノオトシゴの図鑑。 細く伸びたおちょぼ口にぽっこりお腹、そしてくるくる巻いた尾っぽという奇妙な顔立…
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往年の名鉄道車両がずらり
あの「きかんしゃトーマス」ならずとも、乗り物の先頭部分は総じて、「顔」に見える。その鉄道車両の「顔」部分であるフロントビューを精緻なイラストで紹介する図鑑。 前作ではJR各社の現役車両を網羅…