発掘おもしろ図鑑
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「書体のよこがお」今市達也、内田明ほか著
「書体のよこがお」今市達也、内田明ほか著 近年は目にする文字情報の多くがデジタルフォントだが、1980年代末の創成期、日本語デジタルフォントはわずか2種類しかなかった。それが、今では主要メーカ…
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「ニッポンのアンティークしおり」豊嶋利雄著
「ニッポンのアンティークしおり」豊嶋利雄著 経費削減で本からスピン(しおりひも)が姿を消し、最近ではしおりも挟まれていない場合もある。 現在では、それほどまでに扱いが軽くなってしまった…
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「ザ・漫才協会ファンブック」一般社団法人 漫才協会著
「ザ・漫才協会ファンブック」一般社団法人 漫才協会著 お笑いコンビ・ナイツの塙が会長を務めていることで知られるようになった漫才協会は、演芸の普及と人材の育成を目的に1955年に設立された公益法…
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「廃墟マニアックス!廃界本」中田薫編
「廃墟マニアックス!廃界本」中田薫編 廃虚と化した建物だけでなく、廃れた道や商店街にアーケード、そして廃村など、その道の達人たちが、廃虚的世界=「廃界」を巡り案内してくれるビジュアルリポート。…
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「世界の移民歴史図鑑」フィリップ・パーカー編集 木村凌二監修、小林朋則訳
「世界の移民歴史図鑑」フィリップ・パーカー編集 木村凌二監修、小林朋則訳 シリアやミャンマー、そしてウクライナやスーダンなど、世界の各地で紛争や政変がおきるたびに、人々はよりよい環境を求めて移…
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「図説 英国メイドの日常増補版」村上リコ著
「図説 英国メイドの日常増補版」村上リコ著 ビクトリア時代を舞台にした英国の映画やドラマには、黒いドレスの上に真っ白なエプロンと帽子をつけたメイドがたびたび登場する。英国では、かつて働く女性の…
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「全国駄菓子屋探訪」土橋真監修
「全国駄菓子屋探訪」土橋真監修 駄菓子屋は、少子化の波を一番に受け、客層も、購買額も日本で一番小さな商売。なので絶滅寸前と思いきや、環境に適応しながら「子どもと大人、街と人々をつなぐ大切な居場…
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「世界を変えた100の化石」ポール・D・テイラー、アーロン・オデア著 真鍋真監修、的場知之訳
「世界を変えた100の化石」ポール・D・テイラー、アーロン・オデア著 真鍋真監修、的場知之訳 化石には地球における「一度きりの進化の過程」が記録されている。諸科学が進歩した今日でも、地球上の生…
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「超訳 猫が教えてくれた明日を生きる 勇気の言葉」白取春彦編訳
「超訳 猫が教えてくれた明日を生きる 勇気の言葉」白取春彦編訳 新入生や新社会人でなくとも、そろそろ「五月病」の症状が出始めている人も多いのでは。 おまけに戦争や物価高、気候危機など、…
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「健やかな毎日のための栄養大全」上西一弘、藤井義晴、吉田宗弘監修 NHK出版編
「健やかな毎日のための栄養大全」上西一弘、藤井義晴、吉田宗弘監修 NHK出版編 私たちの体は食べたもので作られ、食べたものから生み出されたエネルギーを使い、生きている。 必要とするエネ…
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「CATHOLICAカトリック表象大全」スザンナ・イヴァニッチ著、金沢百枝監修、岩井木綿子訳
「CATHOLICAカトリック表象大全」スザンナ・イヴァニッチ著、金沢百枝監修、岩井木綿子訳 キリスト教は、絵画などさまざまな芸術や工芸品を用いて神の栄光をたたえてきた。本書は、神の名のもとに…
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「道草ワンダーランド」多田多恵子著
「道草ワンダーランド」多田多恵子著 散歩や通勤での外歩きが楽しみな季節となった。 その際に通勤路や花壇、公園などで見かける身近な植物の生きる知恵や工夫を教えてくれるビジュアル植物テキス…
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「歴メシ!決定版」遠藤雅司著
「歴メシ!決定版」遠藤雅司著 歴史に埋もれてしまった料理「歴メシ」を文献をもとに再現する食紀行。 例えば、古代メソポタミア文明(紀元前3000~紀元前400年ごろ)を生きた人々はどのよ…
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「世界を変えた100の手紙(上・下)」コリン・ソルター著 伊藤はるみ訳
「世界を変えた100の手紙(上・下)」コリン・ソルター著 伊藤はるみ訳 必要とあらば、スマホやメールで、いつでも、どこからでも連絡がとれ、SNSで見ず知らずの人ともつながる現代。手紙は、い…
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「シャーロック・ホームズが見た世界」田中喜芳著
「シャーロック・ホームズが見た世界」田中喜芳著 英国の作家アーサー・コナン・ドイルが生み出したシャーロック・ホームズシリーズの長短あわせ全60編は、今なお世界中の人々に読み継がれている。その第…
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「魔女の森」サンドラ・ローレンス著、堀口容子訳、吹春俊光監修
「魔女の森」サンドラ・ローレンス著、堀口容子訳、吹春俊光監修 何とも思わせぶりなタイトルだが、サブタイトルは「不思議なきのこ事典」。とは言っても、きのこを科学的に解説したり、きのこの見分け方や…
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「日本 ご当地パン大全」PlanLink構成・編集
日本でパン作りが始まったのは江戸後期。明治2年には日本初のパン屋さんが登場し、5年後には「あんパン」が発明されるなど、西洋の食べ物だったパンは日本独自の菓子パンとして庶民に定着していった。 …
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「血統と戦績で読む伝説の名馬図鑑」江面弘也監修、マイストリート編
かつて日本の競馬界は、1958年のハクチカラによる戦後初めての海外遠征以降、海外のGⅠレースに挑むも、その厚い壁にはね返されてきた。欧米のレースで惨敗を繰り返し、「日本は種牡馬の墓場」とまでいわれる…
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「戯れる 江戸の文字絵」楊暁捷著 板坂則子監修
「東海道中膝栗毛」などで知られる江戸時代の戯作者で絵師の十返舎一九に「文字の知画」(文化4年=1807年)と題する滑稽本がある。「もんじのちえ」と読み、「知画」は作者の造語だ。この滑稽本、市中で見かけ…
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「日本の家紋とデザイン」濱田信義編著、青人社企画・構成
正装時に着る「紋付」などでしか目にしなくなった「家紋」だが、実は日本の文様の原点であり、日本文化の豊かさを象徴する存在でもある。 その歴史は古く、家紋の原型ともいえる文様があらわれるのは平安…