本で読み解くNEWSの深層
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チャットGPT
公開されるとたちまち大反響を呼んだチャットGPT。人工知能(AI)がここまで進化した驚異を見よう。 ◇ ◇ ◇ 「先読み!ChatGPT」古川渉一、酒井麻里子著 チャット…
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ラグビー大ブーム
ラグビーW杯人気。ルールもわからんというにわかファンだらけでも、盛り上がりは最高潮だ。 ◇ ◇ ◇ 「ラグビー 勝負のメカニズム」後藤翔太著 わざと点が入りにくくしている…
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植田日銀
異次元緩和でフラフラのニッポン経済。植田日銀新総裁の動きを市場は固唾をのんで見守っている。 ◇ 「植田日銀 こう動く・こう変わる」清水功哉著 日銀史上初の学者総裁というので話題に…
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AIの戦争
あらゆる分野に革命を起こすAI(人工知能)。特に軍事技術への進出はめざましい。 ◇ ◇ ◇ 「ヒトは軍用AIを使いこなせるか」ジェームズ・ジョンソン著 川村幸城訳 AIの…
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罪と罰の闇
戦争と犯罪は人間社会につきものといわれる。SNS時代の今日、犯罪は新たな顔でアナタの身近にぽっかりと闇の入り口を開いている。 ◇ 「ルポ 国際ロマンス詐欺」水谷竹秀著 結婚詐欺は…
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対中経済安保
対中警戒の強化にともなって、一国の経済システムの安定維持を図る経済安全保障の重要性が増大している。 ◇ ◇ ◇ 「アジアの経済安全保障」伊集院敦、日本経済研究センター編著 …
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再生エネルギーという美名の陰で
次世代エネルギーとして大いに期待された太陽光発電などの再エネ事業。東京都も前のめり姿勢だが、実はとんでもない間違いと批判する声が高い。 ◇ 「メガソーラーが日本を救うの大嘘」杉山大志編著…
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資本主義の<次>
もはや手のほどこしようのないほど広がった経済格差。資本主義の限界ともいわれる。では「その次」はあるのか? 「資本主義の次に来る世界」ジェイソン・ヒッケル著、野中香方子訳 アメリカの哲学…
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ウクライナ戦争のゆくえ
もはや「侵攻」ではなく「ウクライナ戦争」と呼ばれるようになった戦い。そのゆくえは? ◇ ◇ ◇ 「ウクライナ戦争はなぜ終わらないのか」高橋杉雄編著 ロシアの侵攻に際して国…
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AI時代の仕事と社会
AI時代には人間の居場所がなくなってしまうのではないか。そんな懸念が現実のものになりつつあるという。 ◇ 「仕事がなくなる!」丹羽宇一郎著 AI時代になるとニンゲンは機械に仕事を…
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ハイブリッド戦争
サイバー空間を利用しての心理戦、神経戦とリアルな軍事をまぜるハイブリッド戦争が現代の戦いだ。 ◇ ◇ ◇ 「目に見えない戦争」イヴォンヌ・ホフシュテッター著 渡辺玲訳 ハ…
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間違いだらけのデジタル社会
マイナンバー情報漏洩問題はじめ、デジタル社会はエラーだらけだ。 ◇ ◇ ◇ 「システム・エラー社会」ロブ・ライヒほか著 小坂恵理訳 テクノロジーは人間の未来を明るくする、…
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鉄道ニッポンの哀れ
かつて国の大動脈といわれた国鉄(現JR)の路線網。いま私鉄もふくめた鉄道ニッポンは危機に瀕している。 ◇ ◇ ◇ 「時刻表が薄くなる日」上岡直見著 昨年は日本の鉄道創業か…
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中国の実力
急速な軍拡であっという間に米ロに次ぐ世界第3位の軍事大国になった中国。その真の実力は? ◇ ◇ ◇ 「中国軍、その本当の実力は」樋口譲次著 現在の中国軍の原型は国共内戦時…
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ニッポン経済のあえぎ
物価高と安月給の板ばさみにあえぐニッポン。このまま二等国への転落なのか? ◇ 「インフレ・ニッポン」大塚節雄著 昨冬の初め、食品から家電まで多くの消費財の価格が一斉に値上がりした…
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ロックはいま
伝説のウッドストック野外フェスから来夏で55年。若者文化の代名詞だったロックは、いま? ◇ 「ソングの哲学」ボブ・ディラン著、佐藤良明訳 まさかのノーベル文学賞で世界があっと驚い…
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習近平の野望
中国の全人代(全国人民代表大会)で異例の3期目に突入した習近平。その野望は限りを知らない。 ◇ 「習近平三期目の狙いと新チャイナ・セブン」遠藤誉著 既に伝統となっていたはずの慣例…
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さしせまる有事
G7で得意顔の岸田政権だが、露中を排除したことで有事のリスクはむしろ高まったのではないか!? ◇ ◇ ◇ 「沖縄有事」牧野愛博著 ロシアの侵略に耐えて頑強に抵抗を続けるウ…
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遠ざかるYMO
かつてテクノブームで世界を牽引したYMO。メンバーの高橋幸宏、坂本龍一が相次いで亡くなり、ひとつの時代が歴史になろうとしている。 ◇ ◇ ◇ 「はっぴいえんどの原像」サエキけんぞ…
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リスキリング時代の遠回り
岸田政権肝いり事業の「リスキリング」(学び直し)。しかし、ユニークな東大卒業生たちの手記には人生の遠回りこそ真のリスキリングであることが示されている。 ◇ ◇ ◇ 「東大8年生」…