気になる新刊
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『世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」』幕内秀夫著
ダイエット効果が高く、肉や魚などは腹いっぱい食べられるため、我慢いらずで続けられると話題の糖質制限食。しかし、医療機関で30年にわたって食事指導を行ってきた著者は、このブームに異議を唱えている。 …
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「逆に病気を呼び込んでいる44の健康法」川嶋朗著
世の中にはさまざまな健康法があるが、なかにはやればやるほど病気のリスクを高めてしまうものもあるのではないか? そんな疑問に答えてくれる一冊。著者は漢方をはじめとした代替、伝統医療と西洋近代医…
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「9割の体調不良は姿勢でよくなる」仲野孝明著
長引く頭痛やポッコリお腹、やる気が湧かない、イライラしやすいなどの悩みには、共通の原因があると本書。それは、姿勢の悪さだ。 猫背で背中が丸まっていると、体内では肺の働きが妨げられ、さらには胃…
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「絶対に受けたくない無駄な医療」室井一辰著
転倒などで頭を打ったとき、日本では当たり前のようにCT検査が行われる。しかし、海外では“あまり実施しない方がよい検査”として研究が進んでいる。その理由は、被曝リスクだ。 イギリスやオーストラ…
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「手をもむだけで病気が治る! 脳が若返る!」大村恵昭、久保田競他著
手は体の縮図のようなもの。全身の部位や臓器と正確に対応する「代表領域」が点在しており、もみほぐすことで血行が促進されて機能が高まり、不調の解消に役立つそうだ。 本書では、著者のひとりである医…
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「ハーバード式病気にならない生活術」浦島充佳著
“栄養の偏りを正すことにより病気の発生を予防すること”を目的にした一冊。 食事と運動による病気予防・改善はハーバード大学が取り組んでいる、医学研究の最新の方向性だという。本書は毎日の食事や運動…
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「がんで死なない治療の選択」阿部博幸著
がん治療における「樹状細胞ワクチン」研究の第一人者が、がん発生の仕組みなどの基礎から、最新のがん治療までを詳述する本書。 細胞には本来アポトーシス(自然死)という仕組みがあるが、がん細胞には…
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『医者と薬を遠ざける「ふくらはぎ」習慣』小池弘人著
健康の基本中の基本は、血液を通じて全身に酸素と栄養を届け、老廃物を回収して体外に排出すること。こうした血液循環をスムーズにするために大きな鍵を握るのが、ふくらはぎだ。二足歩行の人類にとって、ふくらは…
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「糖尿病で死ぬ人、生きる人」牧田善二著
糖尿病は血糖値さえ守っておけばいい、と思い込んでいる患者さんには驚きの連続だろう。 一番恐ろしい人工透析さえ、いまの新しい医学であれば免れるかもしれないというのだから当然だ。既に腎臓の合併症…
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「なぜいくら腹筋しても腹が凹まないのか」中野ジェームス修一著
卓球の福原愛選手のパーソナルトレーナーも務める著者は、いくら腹筋運動をしても腹はへこまないと断言する。 たとえば、脚を動かすときは脚の筋肉にエネルギーが送られるが、これは全身から少しずつ脂肪…
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「野菜食べ順ダイエット」庄司いずみ著
食事の最初に野菜を食べると、糖や脂肪の吸収を抑えられることが知られてきた。本書ではそこから一歩進んで、野菜料理家の著者が生野菜・温野菜・汁物の順で食べることを推奨している。 サラダやおしんこ…
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「働き盛りを襲う脳梗塞」内山真一郎著
日本人の5人に1人が生涯のどこかで発症する脳卒中。そして、脳卒中の4分の3を占めるのが、脳梗塞だという。 脳の動脈が詰まって血流が途絶え、脳細胞が死んでしまう脳梗塞は、高齢者に多い病気ではあ…
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『別れを力に在宅で看取ったわが子の「証」』二宮護著
身内を病気で失った悲しみを残された家族はどのように受け止め、乗り越えるのか。それがわかる一冊。がんに侵された13歳の長男の1年半の闘病生活と家族のその後の再生を克明に記録した。著者はフリーランスの編…
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「1日3杯のコーヒーが人を健康にする!」安中千絵著
近頃、“コーヒーが○○に効く!”という情報を頻繁に耳にする。とはいえ、野菜や果物のジュースと比べると、いまひとつ健康飲料としての認知度が低い。そこで本書は、人間を対象にして検証された実験データをもと…
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『「肩こり」が芯からほぐれる本』井手淳二著
肩関節の専門医が、効果抜群の肩こり解消法を紹介する。 肩こりとは、肩が下がる格好がもっとも大きな原因になるという。肩の位置が下がると胸の位置も下がり、背中も丸まってくる。すると、肩周辺の筋肉…
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『その「不調」、あなたの好きな食べものが原因だった?〔遅発型フードアレルギー〕』澤登雅一著
特別な遺伝病を除き、遺伝が関係する病気はせいぜい20~30%。残りの70~80%は運動や食事といった生活習慣病だといわれている。 本書はその食事に注目し、日本人の多くが抱える原因不明の「不調…
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「歯科医は今日も、やりたい放題」林晋哉、林裕之著
日本の歯科診療所の数は6万8000カ所。全国のコンビニが5万店舗なので、歯科医院がいかに多いかが分かる。一医院あたりの患者数が減少する今、目先の利益を上げるため、保険制度の悪用を行う歯医者が少なくな…
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「抗がん剤が効く人、効かない人」長尾和宏著
抗がん剤に対し、「がんを治すことも延命もしない」「がん治療の苦痛の最大の原因」というマイナスイメージを持っている人は少なくないだろう。確かに、抗がん剤は毒にしかならないこともある。しかし、がんの種類…
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「患者必読」新見正則著
著者はオペラの「椿姫」をマウスに聞かせると移植した心臓への拒否反応が起こらないという研究で、「人を笑わせ、考えさせる業績」に贈られるイグ・ノーベル賞を受賞した外科医。本書では、思い込みを捨てた柔軟な…
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「健康で100歳を迎えるには医療常識を信じるな!」石原藤樹著
So─netのブログ「健康」ジャンルで1位に輝く人気医師が初めて書いた健康本。 「医療情報が氾濫する現状に憤りを感じ、10年間主な一流の医学論文を毎日読み続けてきました」というだけあって、医学的根…