『医者と薬を遠ざける「ふくらはぎ」習慣』小池弘人著
健康の基本中の基本は、血液を通じて全身に酸素と栄養を届け、老廃物を回収して体外に排出すること。こうした血液循環をスムーズにするために大きな鍵を握るのが、ふくらはぎだ。二足歩行の人類にとって、ふくらはぎは体の下部に位置し、心臓からも遠い。静脈血をしっかりと心臓に戻すためには、日頃から意識してふくらはぎの筋肉を動かしたり、マッサージすることが大切だ。
たとえば、1日に1度、つま先立ちで歩いたり、逆につま先を上げてかかとで歩いたりするだけでも、ふくらはぎの腓腹筋(ひふくきん)や、スネの前脛骨筋(ぜんけいこつきん)を鍛えることができる。また、足首から膝に向かって優しくさするようにマッサージするのも良い。巻末には著者による動画解説のURL付きだ。
(SBクリエイティブ 730円)