俳優・山本亘さん 「あれは酷い」と同窓の安倍首相を痛烈批判

公開日: 更新日:

 高校演劇の先輩に劇作家の故・斎藤憐、演出家の串田和美ら、その後の演劇界を背負って立つ才能がいた。

「高校時代、斎藤憐さんがボクの家庭教師で、彼が読んでた『転向論』などの昭和史に興味を持った。そのあたりがボクの反戦の原点でしょうか」

 1972年、「どぶ川学級」の主演で本格デビューした。

「尊敬する黒沢明監督の『影武者』(80年公開)のオーディションに合格したときはうれしかったですね。面接で“馬に乗れます”とウソをついちゃって、その後、こっそり乗馬教室に通いました、ハハハ」

 今月27日から新宿・SPACE雑遊で上演される山本制作所公演「昭和六十四年一月七日」に出演する。

「昭和が終わった日を舞台にした社会派タッチのドラマです」

 キャビンアテンダントだった夫人は02年の交通事故による後遺症で車椅子生活だ。

「公演やドラマ撮影で家を空ける時は、家内の妹が九州から介護に来てくれる。感謝しても感謝しきれません」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」