実写版“ジョジョ”成功の鍵握る 敏腕プロデューサーの評判

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 東宝とワーナーとともに共同製作に名を連ねるTBSの平野隆プロデューサーは、「『ジョジョ』のテーマは人間賛歌。いま考えられる最高のキャスティングでその世界観を描く」と語った。そして第一章と名付けただけあって続編への意欲もマンマン。東宝取締役の市川南氏も「2017年のナンバーワン映画を目指したい」と意気込んだ。

 アクロバチックな原作だけにCGが多用され、製作費も破格の額になるはず。国内だけでなく、世界的な興行も視野に入れた一大プロジェクトになるが、その成否のカギを握る人物がいるという。

「プロデューサーの平野氏です。彼はTBSの映画製作部門の中でも、実力派の筆頭格。『黄泉がえり』や『どろろ』、『余命1ヶ月の花嫁』といったヒット作をいくつも手がけており、打率は高い。気負わずに“通常業務”ができたら、質の高い作品が生まれるのではないか」(映画関係者)

 三池監督はヒットメーカーだがコケるときは大コケするだけに心配のタネもなくはない。東宝、ワーナー、TBSという大手3社を束ね、特大ヒットの化学反応を起こせるかどうかは平野氏の手腕にかかっているようだ。

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