ドロ沼恋愛ドラマ「奪い愛、冬」 担当Pが語る制作の裏側
中でも、嫉妬の鬼と化した妻・水野美紀の怪演が話題。夫の元カノの会社に乗り込みipadで不貞の動画を見せる。「むしってやる!」と浮気相手の女の髪を引きちぎるなど、夢に出そうな“名シーン”が続々と生まれている。
「鈴木さんのキャラ造形が振り切っているので、演技する側も思いきり役になりきってくれています。特に水野さんは、とんでもない役を楽しんで演じてくれています。
台本の作り方は、何が面白いかを優先しています。ストーリーのつながりがぶっ飛んでいても面白い方がいい。いい意味でこだわらないところが、見ごたえとジェットコースターのような展開の速さになっています」
視聴率は、初回こそ「千と千尋の神隠し」(日本テレビ系)の裏で6・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)だったが、直近の第6話は7.1%。好調な動画配信に引っ張られ、じわじわと上がってきている。
■有名人も夢中に
「今回の番組は有名人のレコメンドを含め、特に携帯などの動画配信が伸びていて、手ごたえは感じています。内容がドロドロなので家族で見るというより、ひとりでスマホでこっそり見ている人も多いようで、視聴率だけでは計測できない“新タイプの視聴者”の存在に気づけた作品でもあります」
次回(3月3日)が最終回。衝撃のラストとか。