平成の音楽セールスは売り上げ枚数から再生回数の時代へ

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 先週、オリコンが音楽の“平成セールス”ランキングを発表した。シングル、アルバムとは別にアーティスト別トータルランキング(すべてのシングルとアルバムの合計)が面白い。

■B’zは8262.4万枚

 1位はB’zで累積売り上げ枚数が8262.4万枚! 2位のAKB48に2000万枚以上の差をつけてブッチギリだ。平成の30年で割ると1年平均約275万枚。トップ10を見ると、アイドルグループはAKB48と7位嵐のみ、演歌はなし、ほかはすべてバンドなどアーティスト系。テレビにあまり露出しないのが共通点だ。

 10位宇多田ヒカルは最初からほぼテレビに出ないし、9位サザンオールスターズのように年に1回くらい出る時は特集番組など“スペシャル感”を持って登場する。ミスチル(3位)やドリカム(5位)やGLAY(6位)もその傾向だ。

 8位のZARDにいたっては存在そのものがシークレットな印象だったから、「本当に3763万枚も売れたのか」と思ってしまう。トップ10に入らなかったがアルバムで10位の倉木麻衣もデビュー当時は露出しない戦略だった。

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