「なつぞら」で広瀬すず食った粟野咲莉が芦田愛菜になる日

公開日: 更新日:

 ヒロインの子供時代は通常1~2週間で描かれる。粟野の出演もちょうど2週間だった。

「第3週から、9年後の高校3年生を広瀬が演じていますが、視聴者はもっと幼少時代の咲莉ちゃんを見たかったのではないでしょうか。1カ月ぐらいしてから広瀬にバトンタッチした方が、視聴率も爆発的に上がったかもしれませんね」(桧山珠美氏)

 約250人が集まったオーディションを勝ち抜いたという粟野。2016年に芳根京子(22)が主演したNHK朝ドラ「べっぴんさん」にも子役として出演している。粟野の所属事務所には人気子役だった芦田愛菜(14)も在籍。粟野は芦田に続けるのか。

「“第2の芦田愛菜”になれる可能性はありますが、今回のようなワンポイントの出演だけでは厳しい。『パパと呼ばないで』の杉田かおる、『おしん』の小林綾子、『家なき子』の安達祐実と、子役には大きな流れがあります。皆さん、主演やメインキャストを張っていました。その活躍が今に至っています。咲莉ちゃんはまだそのレベルには達していない。今後の良い作品、役柄との出合い次第でしょう」(桧山珠美氏)

 芦田も4作目のドラマ「Mother」(日本テレビ系=2010年)でブレークした。粟野は「なつぞら」で7作目。次回作に注目だ。 (数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末