「昭和の人間ですが」中森明菜が平成最後に綴る手紙の悲痛

公開日: 更新日:

 赤いインクの文面は、こう結ばれている。

《なにより…みなさんが…日々…新しく…新鮮な…ここちの良い日々が訪れてくれたら…なによりですぅ》

■「昭和の人間ですが」

 明菜を長く取材するベテラン芸能記者、青山佳裕氏はこう言う。

「ファンへの会報は年に3~4回、会員に送られるのですが、今回の最新号にも、何も新たな活動報告や予定がない。ご本人も『昭和の人間』と書かれている通り、昭和の歌姫の時間は昭和で止まってしまっているように感じているのかも知れません。また元号が変わり、新しい時代へとなっていくなか、自分だけ取り残されていくような気持ちにさいなまれている。何かやろうとしても、何もできない。このまま、どんどん過去の人になっちゃうというような寂しさも感じられ、本当に戸惑い、途方に暮れ、言外に『助けて』と心で叫んでいるように見えます。ちょっと悲痛ですね」

 明菜が今どこにいて、何をしているのか。ひとりなのか、パートナーといるのか等々、何ひとつ明らかになっていないという。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」