韓国リメークドラマ “テッパン”医療&刑事でも総崩れのワケ
直近の韓国ドラマのリメークを見てみると、好評だったのは2018年7月期に放送された「グッド・ドクター」(フジテレビ系)の11.2%ぐらい。
16年7月期の「HOPE~期待ゼロの新入社員~」は6.1%、17年7月期の「ごめん、愛してる」(TBS系)は9.7%、18年4月期の「シグナル」(フジテレビ系)は7.7%と決して芳しくない。
リメーク3作の低調について、日韓芸能ジャーナリストの吉岡斗志氏がこう言う。
「初回を見て、原作と比べて違和感を覚えた視聴者が離れたのでしょう。俳優の顔触れや演技力はよく比較されます。今回も『TWO――』に出演の芳根京子さんには〈演技がヘタ〉〈ミスキャスト〉といった声が上がっています。また、同時期に3作重なったためにファンの食い合いが起きている。いくら韓流好きでも、週に3本を逐一チェックするのはキツい。BSやネットテレビを含めると、毎日のように放送され、『また韓流か』とゲンナリするなんて現象が起きています」
オリジナル脚本で勝負に出ないツケが回ってきているようだ。
(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)