「志村魂」開幕 志村けんが“バカ殿姿”で吉本騒動をチクリ
タレントの志村けん(69)が大阪・新歌舞伎座で24日、今年で14年目を迎える舞台「志村魂」の会見と公開稽古を行った。「志村魂」は、志村が50代になったころから「生の舞台をやりたい」と熱望しスタートさせた渾身(こんしん)の舞台。大阪公演は4年目だが、「大阪のお客さんは、温かいので大好きですね」と満足げだ。
会見では闇営業問題で会見した宮迫博之や田村亮についても問われ、「僕らの商売は、笑わせてナンボの商売なんで。それを泣かしちゃダメでしょう。うれし泣きだったらいいですけどね。ああいう泣き顔は見たくないですね。かわいそうですよね」とバカ殿メークのまま、真面目な口調で答えた。
舞台は、第1幕でバカ殿様、コントライブ、第2幕で三味線、松竹新喜劇の芝居と、3時間半に及ぶ盛りだくさんの内容。さらに今年は、バカ殿のネタやコントライブのラインアップで随所に新ネタが入っている。「今年はすごいですよ。トニー賞を狙えますね!」とダチョウ倶楽部の肥後克広(56)も胸を張った。初出演となるゲストの森尾由美(53)は「ずーっと緊張してます。千秋楽まで続いちゃうかも」と話した。長丁場となるが、体調管理は大丈夫かと問われた志村は「毎日お酒を飲んでいるのでバッチリです」と言って笑わせた。
舞台「志村魂2019」大阪(新歌舞伎座/~28日)、東京(明治座/8月2~12日)、名古屋(御園座/8月17~20日)