娘「中学生まで母が元宝塚女優だとは知りませんでした」

公開日: 更新日:

 タカラジェンヌの登竜門、宝塚音楽学校への入学は狭き門だ。今春入学の107期生は915人が受験して合格はわずか40人。倍率は22.9倍で、「東大に入るより難しい」とされる。その難関校に母娘で合格し、宝塚歌劇団で活躍した2人。果たして、どんな育て方・育てられ方をしてきたのか?

  ◇  ◇  ◇

 宝塚歌劇の舞台は宝塚音楽学校卒業生しか立てない。定員は約40人。2年制(予科生、本科生)で、月曜から土曜日まで声楽、バレエ、ピアノ、日本舞踊などのカリキュラムがびっしりと組まれている。初年度納入費は入学金など80万円。そのほか、寮生には寮費もかかる。

「私が受験した頃は大地真央さん、黒木瞳さんが同時退団された少し後でもあり、さらに『ベルばら』のブームもあって合格倍率は40倍ほどでした。でも、なぜこんな私が合格できたのか……今でもよくわからないのです」(マミさん)

 当時、初演以来15年ぶりに大劇場で「アンドレとオスカル編」(雪組)、「フェルゼンとマリー・アントワネット編」(星組)、「アンドレとオスカル編」(雪・花・星合同)が上演され、社会現象となっていた。初演で当たり役の男装の麗人オスカルを演じたのが、芦屋さんの同期で元花組と月組でトップを張った榛名由梨だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  2. 7

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  3. 8

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  4. 9

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が