著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

志らくさん妻の不倫騒動 18歳下奥さんに感情移入し考えた

公開日: 更新日:

 今も夫が許すっていってるんだからもういいじゃん、という基本の考えは変わらない。

 しかしその後、なぜだか志らくさんの妻に感情移入して考えこんでしまうようになった。あたしの元夫であった人が19歳年上だったからかもしれない。

 彼はあたしを偶然手に入れた宝物のように扱い、そして飽きたら捨てた。付き合っているときから、なんとなくその不安はあったのかもしれない。あたしたちは対等の人ではないんだな、という。

 ひょっとして奥さんは、

「あいつ、俺に迷惑かけやがって、殴ってやる!」

 みたいな対応を期待していたかもな。自分とは対等でないと思っている夫を、自分の位置まで引きずり落としたかったのかも。歪んでいるけど、それも愛だ。

 最後に、ごめん、志らくさん、書いちゃった。あたし、家族じゃないけど6つ歳下だから許してくんろ。

【連載】室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」