長澤まさみドラマ出演なぜ激減?「ドラゴン桜」も3年ぶり
「テレビドラマで演じる長澤は基本的に美しく面白い善人です。しかし、17年の舞台『キャバレー』では肉感的なランジェリー姿で本能むき出しの主人公を演じ、映画『マザー』ではだらしない毒親を好演しました。今年2月公開の映画『すばらしき世界』では、ヒール役になりきりました。もはやテレビの枠に収まりきらない女優に成長したと言えます」(ある演出家)
■2016年NHK大河ドラマ出演が転機
連ドラ出演が減少したもうひとつの理由はギャラの高騰だ。16年、1本6000万~7000万円が相場だった長澤のCM出演料は、昨年10月時点で8000万~9000万円に上昇したと報じられた。
「16年といえば、長澤がNHK大河ドラマ『真田丸』に出演した年です。さらに知名度が上がり、その後、映画『キングダム』や『コンフィデンスマンJP』の成功も後押ししました。現在CM契約企業は7社に上ります。拘束時間が長く高視聴率が稼げるか不透明なドラマに出演するメリットは少ないといえます」(前出の弘世一紀氏)
現在、長澤は「ドラゴン桜」の収録と並行して、映画「コンフィデンスマンJP英雄編」の撮影に入っている。さらに映画「シン・ウルトラマン」の公開も控えている。コンフィのダー子も魅力的だが、長澤がシン・ウルトラマンでどんな役柄をどう演じるのか。まだ見ぬ長澤を見られるワクワク感はこちらの方が勝っている。