香川照之主演映画「宮松と山下」の公開迫るも…頼みの綱はファンの口コミと“同情票”

公開日: 更新日:

 8月の性加害報道を受けてMCを務める情報番組を降板するなど活動休止状態の俳優・香川照之(56)だが、主演映画「宮松と山下」(11月18日公開)は予定通り公開に。公開日が迫っているが香川に復帰のメドは立っていない。

「映画の製作サイドも、PRのための香川の稼働はあきらめたようだ。歌舞伎俳優・市川中車として、市川海老蔵の市川団十郎襲名披露興行での復帰との情報もあったが、年内の復帰は難しいだろう」(テレビ局関係者)

 各スポーツ紙などによると、10月26日に同映画の特別試写会が行われたというが、監督をつとめる3人の監督集団「5月」を代表して佐藤雅彦氏(68)が不祥事の影響を考慮し、「告知がうまくできないと思うのでよろしくお願いします」と呼びかけたという。

「劇中では記憶のないエキストラ俳優を演じている香川だが、得意の“顔芸”を存分に発揮。キャスト陣が映画のタイトルを連呼するだけの予告編動画はなかなかのインパクトだが、番宣が満足にできないので、集客は厳しいだろう」(スポーツ紙記者)

 もはや、頼みの綱は映画ファンの口コミと“同情票”だけのようだ。

「映画が好評ならば、公開館が増え公開時期も延び、カルト的な人気作品になる可能性も。わずかな可能性だが……」(同)

 映画の製作サイドは大ダメージを受けてしまったようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  2. 7

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  3. 8

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  4. 9

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が