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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

風間杜夫、三浦友和、中井貴一…若手の薄味ドラマをいい塩梅するベテラン俳優の存在感

公開日: 更新日:

「クロサギ」の三浦友和

「クロサギ」でも同じことがいえる。主人公の黒崎を演じる平野はジャニーズ退所でいまや渦中の人。バラエティーで見せる天然キャラと違い、孤独でクール、苦悩する姿にリアリティーがあると思ったら、そういうことだったのかと合点がいった。

 16年前の山下智久主演の時もベテランの山崎努が圧倒的存在感を見せていたが、今回のリメーク版でも三浦友和が凄みのある演技で平野を援護する。

 ほかにも「鎌倉殿の13人」の坂東彌十郎がクセ強めの悪役で参戦。船越英一郎山本耕史らもそれぞれ脇を固め、見せ場をつくり、ドラマを引き締める。

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