テレ東「ヤギと大悟」がゴールデン昇格 千鳥・大悟が師匠・志村けんの“遺志”を継ぐ
4月からゴールデンのレギュラーに昇格する「ヤギと大悟」(テレビ東京系)が話題になっている。同番組は、千鳥の大悟(42)がヤギの「ポポ」と田舎道を散歩するユル~い旅番組。台本なしの行き当たりばったりぶりがウケ、過去3回の特番は人気に。2021年に放送された第1回は、ギャラクシー賞テレビ部門月間賞を受賞している。ツイッター上では、その様子を何度も見返す「追いヤギ」という言葉も生まれた。
レギュラー昇格の説明会で、同局の編成部長・平山大吾氏は「大悟さんの優しさがすごい良くて。志村けんさんとパンくんみたいな雰囲気があります」と話した。
確かにひたすら雑草を食べ続けたり、急に走り出したりするポポの首ヒモに引っ張られながら、周囲の人と気さくに交流する大悟の姿は、さながら「志村どうぶつ園」で、元捨て犬のチビちゃんと全国を巡っていた志村けんさん(享年70)を彷彿とさせる。
志村のことを“師匠”と仰いでいた大悟。さる芸能関係者はこう話す。
「ふたりの初共演は2016年の『志村けんのバカ殿様』です。その後、志村さんの『変なおじさん』の動きについて大悟が番組で熱弁する様子を志村さんがいたく気に入り交流が始まった。ふたりとも酒好きなので、朝方まで麻布十番で年中飲んでいました」