高畑充希&田中圭「unknown」序盤のつかみはOK コメディー展開は“考察班”に向けた仕掛け?

公開日: 更新日:

 初回放送後、ネット上では《ラブサスペンスのつもりで見たのに高畑充希田中圭のチューばっかり見せられても……》《ヒロインが吸血鬼って時点で引いた》《小ネタ散りばめコメディーじゃん》など、期待外れとの意見が多い。その一方で《吉田鋼太郎と田中圭の“おっさんず”絡みは懐かしくて面白い》《吉田鋼太郎と麻生久美子の吸血鬼夫婦が振り切ってていい》なんて評価も。

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「賛否両論、ネットでザワつかせることができれば序盤としてはOKでしょう」と、こう続ける。

「やりすぎだと批判されるイチャコラ場面も、一気に場面をさらってしまう吉田さんの吸血父さんも、つかみの役割とすれば効いている。キャラを浸透させてから、この後サスペンス色が加速して“考察班”が盛り上がっていくような仕掛けなんじゃないでしょうか」

 火曜のGP帯には10時台に橋本環奈(24)主演のTBS系「王様に捧ぐ薬指」もあり、同日にスタートしたこの2作の視聴率は第1話が7%台、第2話が6%台で、数字上は互角。視聴率ではフジ月9とTBS日曜劇場の“キムフク戦争”に目が行きがちだが、テレ朝火9とTBS火10の争いも激しそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド