news zeroキャスター櫻井翔の口を封じた2024年「嵐」25周年再結成興行のソロバン

公開日: 更新日:

親子3代の熱狂的なファンも多数

 デビュー20周年を記念した19年の5大ドームツアーでは、50公演で237万人超を動員。チケットだけで213億円以上を売り上げ、関連グッズやら記念アルバムを含めると、とてつもない収益をジャニーズ事務所にもたらした。なにしろ嵐はファンクラブ会員数230万人以上とされ、年会費だけで5億円超がジャニーズに入っているとみられる。

「嵐はジャニーズのグループのなかでも熱狂的なファン(通称アラシック)の多さで知られ、親子2世代、3世代で応援というタイプも少なくありませんからね。活動休止の際、櫻井は復活について『あります』と明言し、芸能界を休業する大野も『体形を保ちビジュアルが変わらないようにする』と約束している。そういうファンは活動再開を心待ちにしていると思いますよ」(前出のスポーツ紙記者)

 こうしたファンや関係者の間では、30周年で同窓会コンサート、さらにその後、櫻井が出馬し政治家に転身、末は総理大臣といった未来予想図がまことしやかに語られているのだという。

 とはいえ、今回のジャニー喜多川氏による性加害問題は、これまでジャニーズに忖度して報じなかった民放キー局や一般紙、スポーツ各紙も特集している。ファンからも徹底究明を求める声が上がり、被害に遭った元所属タレントらの実名告発も続いている。藤島ジュリー景子社長(56)は先日の謝罪動画で騒動の収束を図ったつもりなのだろうが、性加害は国会内でも問題視されている。

 事務所の存亡を揺るがす大嵐が吹き荒れるなか、再結成はソロバン通りに進むのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  2. 2

    小泉進次郎氏「死ぬまで働け」戦慄の年金プラン “標準モデル”は萩本欽一…なんでそうなるの?

  3. 3

    阪神・近本の“球宴サイクル安打”に感じる恥ずかしさ

  4. 4

    W杯8強へ森保J「5人の重要人物」 頭痛の種は主将・遠藤航の後継者…所属先でベンチ外危機

  5. 5

    貴景勝に今場所終了直後の「引退説」…満身創痍で大関陥落も「株・部屋」には不安なし

  1. 6

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  2. 7

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  3. 8

    巨人が決められないバント、出ない適時打の八方ふさがり

  4. 9

    「負けた」はずの琴桜が「勝った」ウラ事情…疑惑の軍配が大炎上《翔猿がかわいそう》

  5. 10

    U18高校日本代表の気になる進路は?ドラ1最大4人、大阪桐蔭勢は早大、法大進学か