「タレントに責任はないから…」ジャニーズ事務所の立ち直りを遅らせるTV局の責任は?

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 ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題を巡って、フジテレビは4日、10月期の改編発表会見で同事務所所属タレントの番組起用について「タレントに問題があったわけではないのでこれまで通りキャスティングしている」とした。

 先月31日にはTBSテレビも「タレント個人が起こした問題ではない」と継続した起用を発表している。たしかに今回はジャニー氏個人が起こした問題であり、経営陣は隠ぺいしてきたとしてもタレント自身に非はないだろう。テレビ局が私企業の判断で「起用」を決めるのは勝手なのかもしれない。だが、世間の反応は厳しい。

《では、犯罪者が経営者の事務所と知りつつ、関係を持ってきた企業としての責任は、どうとる?事務所のタレントをダシにして、自分達の責任をすりかえるな》

《それはそうですが、問題があった企業が利益を得続けるのは問題なのでは?》

《タレントに問題があったわけではない、という理由は元ジャニーズのタレントを使う理由なら納得。結局テレビ局としてコンプラ違反の企業と取引します、という宣言でしかないような》

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