旧ジャニ番頭・白波瀬傑元副社長 いまだに関連会社「ジェイ・ドリーム」役員として名を連ねていた
理由もそうだが、それより何より、こうしたことが明らかになることで、同社の社会的な信用をまたしても損なうのではないか。「SMILE-UP.」の東山紀之社長(57)は先の記者会見でこう述べている。
「自分たちでジャニーズ事務所を解体し、新しい未来を切り開く」「すべてジャニーズとつくものはなくなります」
その後、グループ名をはじめ、井ノ原快彦(47)が代表取締役社長の「株式会社ジャニーズアイランド」が「株式会社Annex」に名称変更されるなどした。「ジャニーズ」との名称のみならず、「ジェイ」の呼称も含め全て一新されたと報じられもしたが、「ジェイ・ドリーム」は例外ということなのか。
白波瀬氏は、ジャニー喜多川氏の性加害をもみ消し、連続性加害を助長させる要因になったと、特別調査委員会の調査報告書などで指摘されている。メディア圧力のキーマンだけに2回開かれた記者会見でも「どうして出てこないのか」との声があがった。東山社長も「説明責任はある」と認めながら、現在まで一切、事務所は対応していない。白波瀬氏もこのままダンマリを続け、逃げ切る腹なのかも知れない。
同事務所の動きの鈍さ、遅さはかねて指摘されてきた。新たに設立するというエージェント会社も、社名発表すらいまだにされていない。白波瀬氏の名義についても、ほったらかしだったとすればあまりにずさんである。