多部未華子の「いちすき」が川口春奈の「silent」を超えられなかった“最大の理由”
ネット上では《生きづらさの主張に酔ってる感じや、それで簡単に結束してしまうところが気持ち悪い》《各キャラの年代の整合性がおかしい》《ドラマだからある程度の偶然は目をつむるけど、いろいろ不自然すぎ》などなど、「Yahoo!テレビ」の「みんなの感想」をはじめ、ネガティブなコメントが並ぶ。中には《もはや松下と神尾のBLっぽいやり取りだけが楽しみ》なんて声も。
テレビコラムニストの亀井徳明氏は「『silent』と比較しても意味はないのですが」と前置きしつつ、こう続ける。
「脚本がどうの、演者がどうの以前に、ひと言で言ってしまうと、内容的に《知り合いに薦めにくい》というのが、数字が伸びない最大の理由だと思います。『silent』だったら《ココがいいからとにかく見てみて》と言えたんでしょうが、『いちすき』の場合は《これに惹かれるという自分が相手にどう映るか》が気になってブレーキがかかってしまう。どんなに好きでもその良さを他人に説明することもできず、Tverのお気に入り登録するに留まる人がかなりいそう」
確かに、他人に説明するには話が長くなりそうだし、多部以外の3人は連ドラに出ずっぱりなので、「誰それが出ているからおススメ」ともなりにくいかもしれない。