TBS「ふてほど」の敏腕女性プロデューサーがNetflixに転職…TV各局の人材流出が止まらない
もちろん当然ながら外資ならではの厳しさはあるという。
「ほとんどの外資系メディアに当てはまるのですが、制作したドラマが大コケした場合、次はありません。すぐに切られます。昨年、日本テレビから『3年A組-今から皆さんは、人質です-』などのヒット作を制作したプロデューサーがやはりNetflixにヘッドハンティングされたんですが、その後は鳴かず飛ばず。次のチャンスがなかなか巡ってこないようです」(前出の映像業界関係者)
さらにこう続ける。
「Huluにテレ東系から転職した人間がいるが年収は皮肉にも下がってしまったそうです。Huluの売り上げが激減していることや日テレの支配が想像以上に強いことから年収がアップしなかったというんです」
テレビが“オワコン”と言われるようになって久しいが、現役テレビマンにとって何が正解なのか。カネか時間かやり甲斐か、はたまたプライドか。優秀な人材から会社を去るのはどの業界でも同じであるが。