橋本環奈『おむすび』放送前から「駄作?」の声が…識者が分析する不安要素とNHK朝ドラ大ヒットの法則
「『おむすび』は現代劇で、ギャルが主人公という設定は、高齢者と主婦にとって魅力的かというと難しいところです。高齢者は平成ギャルに戸惑うような気もします」
普段から朝ドラを目にする層の目には奇抜に映るということか。木俣氏いわく、「朝ドラが大ヒットするときは、もともとの岩盤層に加え、新しい層も流入してきたとき」。ゆえに、「ギャル文化好きな新しい層が入ってくる可能性はありますが、それだけだとやや弱そう」と、既存の視聴層がいつも通りドラマを鑑賞するかに関しては疑問が残るという。ただ、ヒットを予感させる要素も込められていると明かす。
「松平健さんや宮崎美子さんが祖父母役で出演したり、食という誰もが楽しめる題材を取り入れていて、そちらに目がいくようにも作られているようです」
■橋本の演技力は問題ないか?
ストーリー面ではやや訴求力が弱そうな「おむすび」。主人公を演じる橋本は視聴者を引き付ける要素を持っているのだろうか。今作の出来を不安視する声には、《橋本環奈さんは演技は大丈夫なのか?》といった主演俳優の演技力を不安視するものが多いが、木俣氏は楽観的だ。