今年も紅白出場ゼロ、STARTO社に足元見られたNHK…“揺さぶり”はジャニーズの常套手段
NHKは19日、今年の大晦日に放送される「第75回紅白歌合戦」の出場歌手を発表。旧ジャニーズ事務所(現スタートエンターテイメント社)の所属タレントの出場者はゼロだった。
毎年多くのジャニーズタレントを紅白に司会も含めて出場させてきたNHK。だが昨年は事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏による連続性加害問題で旧ジャニーズ勢は出場せず。新進気鋭のK-POP勢らが番組を盛り上げた。ところが視聴率は低迷してしまった。NHKにとって紅白は年間最大行事ともいわれるビッグイベントである。背に腹は代えられないのか、被害者への補償は終わっていないにもかかわらず、10月にNHKの稲葉延雄会長は「スタート社のタレント起用を再開する」と“解禁”に踏み切った。
「稲葉会長は紅白の制作に向けての判断ではないと言っていましたが、それは方便。制作サイドは出演オファーに動いていました。ところがスタート社から『4組出してほしい』などとゴリ押しされたそうです。で、要求が通らないとなると“だったら1組も出さない”とNHKはソデにされてしまったそうです」(スポーツ紙放送担当記者)