比嘉愛未「フォレスト」はタイミングが悪すぎた!? テレ朝勝負の“路線変更”もラブサスペンスは空回り
中には、比嘉の母親役である松田美由紀(63)の《オーバーな演技と作り込みすぎた髪型が全部持ってった》なんて声も。テレビコラムニストの亀井徳明氏は「ちゃんと見ていれば面白いと思うんですけど、タイミングが悪かった」と、こう続ける。
「TBSの『御上先生』と日テレの『ホットスポット』に挟まれていますから、どうしてもリアタイ試聴の優先順位は下がってしまう。録画や配信で考察を楽しめそうではあるんですが、あちこちに既視感があって、“考察のしがい”という点では、TBS金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』にはかなわない。となると、なかなか話題になりにくいのは否めません。枠や放送時期が違っていたら、もっと評価されてハマる人が増えた可能性もあったんじゃないかな。昭和の大映ドラマの“赤いシリーズ”の雰囲気もあるし、素直に見たら楽しいですよ。ただ、個人的にはこの枠はもっと開始当初の路線で勝負してほしかったのは確かですけど」
2023年4月に連ドラ枠を新設して以来、岡田惠和氏、野島伸司氏などの大物脚本家を起用し、オリジナルの“人間ドラマ”にこだわってきたはずなのだが……。