シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(21)軍事指導者たちは天皇に事実を伝えていたのか
昭和10年代は、戦争の10年であった。同時に戦時用語の氾濫時代でもあった。従ってこの時代に用いられた用語は、平時には全く使われていない。「皇国」という語はそのもっとも代表的な単語でもあったが、この語を分析していくと、日本がまさに「神の国」とのイメージを自称していたことがわかる。…
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