男性患者にもメリット 白斑の悩みは専用化粧品で解決する

公開日: 更新日:

 一方、神経支配領域に一致して片側に生じるのが「分節型」。数年間は白斑が拡大あるいは新生し、その後、固定する。分節型から非分節型に移行する「混合型」もある。

「治療は、ステロイド外用薬などの外用療法、紫外線療法、手術療法、すべての皮膚を白斑にしてしまう脱色素療法があり、拡大・新生が見られる進行期か、1年以上変化がない固定期かで治療法が異なります」

 進行期は主に外用療法、紫外線療法。治療効果が出てくるのは約3カ月後からだ。固定期になると、手術療法、脱色素療法(保険適用外)も検討される。長期にわたるステロイド外用薬では副作用に注意しなければならない(外用を中止すればほとんど治まる)。

 紫外線は無駄に継続すると皮膚がんのリスクが高まる。

「顔、首は他部位に比べて治りやすく、発症して間もない時期は効果が出やすいです。しかし、男性の口周りなど刺激が加わりやすい部位は症状を繰り返しやすく、手足や膝など飛び出ている部分は難治です。陰部はこすれやすいので再発しやすく、治療の副作用も出やすいです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家

  3. 3

    1年ぶりNHKレギュラー復活「ブラタモリ」が好調も…心配な観光番組化、案内役とのやり取りにも無理が

  4. 4

    回復しない日本人の海外旅行…出入国数はGWもふるわず、コロナ禍前の半分に

  5. 5

    故・川田亜子さんトラブル判明した「謎の最期」から16年…TBS安住紳一郎アナが“あの曲”を再び

  1. 6

    「リースバック」で騙される高齢者続出の深刻…家を追い出されるケースも

  2. 7

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  3. 8

    田中圭にくすぶり続ける「離婚危機」の噂…妻さくらの“監視下”で6月も舞台にドラマと主演が続くが

  4. 9

    千葉工大が近大を抑えて全国トップに 「志願者数増加」人気大学ランキング50

  5. 10

    三山凌輝活動休止への遅すぎた対応…SKY-HIがJYパークになれない理由