旅行好きになったアラフォー女性がモテ出した実例。職場の年下男性がふたり旅を“おねだり”した理由は…

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コクハク

失恋旅で人生に変化が…

「旅行するようになったらモテるようになった!」という女性が続出しています。

 旅をするとなぜモテるのか? 旅先でモテているということなのか? 旅モテ女子に話を聞いてみたところ、なるほどな事情が浮かび上がってきました。

【内藤みかのあたらしいのがお好き】

 アラフォーのY里さんが旅をするようになったきっかけは、結婚を前提に交際していた恋人と破局したことでした。

「彼と同棲していた部屋を引き払い、実家に戻ったのですが、居心地が悪くて」ということもあり、週末や長期休暇を利用し、逃げるように旅を始めたのです。

 海外に行く予算はないので、国内の近場に宿泊するところから一人旅を始めたY里さん。安さ重視で、時にはお風呂が共同で談話室もあるアットホームな宿泊施設を利用することも。

 そして、そこでの体験がY里さんを変えたのです。

いつしか旅上手に成長
 ホテルとは違い、民宿のような施設では、談話室で顔を合わせると、宿泊者同士で会話が弾むことがよくあったそうです。

 どこから来たのかといった自己紹介や、おすすめの旅行先を教え合うなど交流を楽しむうちに、Y里さんの落ち込みがちな気持ちが晴れていったのです。

「荷物をコンパクトにまとめることができる便利な旅行ポーチを教えてもらったり、自炊施設がある宿泊施設で地元の幸を楽しんだり」と、どんどん旅慣れて行ったY里さん。

 最初は手間取った交通機関や宿の予約も、サッと済ませられるようになりました。

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一人旅の男子から「ぜひ一緒に」と誘われて

 生き生きと旅行するY里さんは、次第に宿泊施設でも自分から会話を始め、旅行初心者にあれこれ教えるような存在になっていきます。すると「明日一緒に観光しませんか?」と男性から誘われるようになったのです。

 お互いに一人旅同士という気楽さもあり、予定が特にない時は、気軽に同行したY里さん。

 旅行が好きなもの同士で盛り上がり、時には男女の仲になったりもしましたが、大抵は遠距離だったこともあり、自宅に戻ってからはやり取りする気持ちも薄れ、それっきりになるケースが多かったそうです。

「連れて行って」と頼まれるように
 Y里さんが旅好きだということは、勤務先でもすぐに知られることとなりました。週明けに旅行先からのお土産を社内に配っていたからです。

 やがて8歳年下の男性社員から、「来週はどこに行くんですか」などと話しかけられるようになりました。

「来週は長野の野沢温泉」と話したところ、「僕もそこに行ってみたかったんです」と目を輝かされ、「一緒に連れて行ってもらえませんか」と頼まれたのです。

 別々の部屋を予約しようとするY里さんに、「同じ部屋でいいですよ」と彼のほうから言ってきたんだとか。

一緒に旅行する恋人同士に

 旅館の同じ部屋に泊まり、温泉であたたまった後に一緒に部屋で食事をしてお酒も飲んだあとは、男と女の関係になるのも自然の流れ…。彼のことは前から懐っこくて可愛いなと思っていましたが、こんな年上は対象外だろうと諦めていたY里さん。彼と恋人同士になったときは信じられない気持ちだったと言います。

 年下の彼には、身軽に各地を旅するYさんがとてもカッコ良く見え、付き合ったらリードしてもらえそうだと感じたそうです。

 自分にあまり自信がない男性には、単独行動ができる年上の女性は憧れの存在。Y里さんの彼のように、一緒に旅行したいとアタックする年下男性もいます。

デートの予約も彼女の担当に
 実際、交際後も旅行はもちろん、デートのレストランの予約の担当はY里さんです。慣れているので良い宿や店をすぐに見つけてスマートに予約する彼女を、年下の彼はすっかり頼りにしているのだとか。

 ちょっと甘えん坊な年下男子が旅の道連れとなったことで、Y里さんはますます旅行が楽しくなったそうです。

 旅行を重ねて行動力が身につくと、年下男子が頼ってくるというのがモテの真相でした。

 旅好きをアピールしてみると、可愛い年下男子が寄ってくるなど、いいことがあるかもしれません。

(内藤みか/作家)

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