ドジャースが来春WBC参戦を許すのは佐々木朗希だけ? 格安年俸だけにリスク小さく
日本人メジャーリーガー視察のため渡米している侍ジャパンの井端弘和監督(49)が日本時間19日、アリゾナ州グレンデールのドジャースのキャンプ地を訪問。今キャンプ2度目のブルペンに入り、21球を投げた大谷翔平(30)や、山本由伸(26)、佐々木朗希(23)の動きを食い入るように見つめ、デーブ・ロバーツ監督、アンドリュー・フリードマン編成本部長と談笑するシーンも見られた。
井端監督は渡米前、イベントに出演した際に、来年3月に行われるWBCのチーム編成について「メインは米国の方になると思う」と前回大会で世界一に貢献した大谷やパドレス・ダルビッシュ、カブス・今永らの招集を示唆。今回の渡米は連覇がかかる来春に向けて、日本人メジャーリーガーに代表入りへの意思確認を行っているとみられる。
前回大会でMVPに選ばれた大谷は「何回だろうと出場したいと思っています」と、2大会連続出場に意欲を見せながらも「もちろん、コンディショニングによるとは思うんですけど」と、投打の二刀流復活を目指す今季の結果次第であることも示唆している。
WBC出場には本人の意向はもちろん、球団の判断も重視される。ネックになりそうなのが、長期の大型契約だ。10年1015億円の大谷、12年455億円の山本の派遣にド軍フロントが難色を示しても何ら不思議ではない。