東海カーボン×日本カーボン カーボンブラックを扱う会社の社員待遇を比較
2月に入り、都心でも大雪に見舞われました。電車やバス、自動車など交通への影響は大きかったようです。クルマはタイヤにチェーンを装着するか、雪道に適したスタッドレスタイヤにしなければ運転はままなりません。
タイヤに使われるゴムにはカーボンブラックが含まれます。黒色をした炭素の粉で、プリンターのインクや太陽光発電のパネルなどにも使用されています。
今回はガラス・土石製品業界でカーボンを扱う「東海カーボン」と「日本カーボン」の社員待遇を比較してみます。
東海カーボンは1918年設立。炭素製品のメーカー大手で、黒鉛電極、カーボンブラック、ファインカーボンなどで国内首位を誇ります。スマホやEV(電気自動車)に使われるリチウムイオン2次電池用負極材も製造しています。
日本カーボンは1915年の設立で、主に電炉向け電極のほか、半導体や太陽電池向けを製造しています。また航空機向けなどを世界各国へ輸出、海外企業とタッグを組む共同開発にも力を注いでいます。