戦争は命に序列をつける 特攻隊員に軍人が少なかった理由
戦争は人の命に序列をつけることである。軍人が最高位に位置し、兵力に換算されない者は死んでもいい存在となる。この序列は昭和陸軍の基本的な体質であった。当然ながら戦略や戦術にもそれが反映されている。今回はそのことを紹介する。私の取材メモ第5話である。
昭和50年代の初め、私…
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