著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

北海道開拓の二重性 米国依存とアイヌ民族への露骨な植民地政策

公開日: 更新日:
さっぽろ羊ヶ丘展望台のクラーク像

 屯田兵政策は明治政府の国内開発の一手段だが、一面で歴史的には多くの課題や懸案の事項を抱えていた。屯田兵制は明治8年から始まり、明治32年に終わった。そこで、この25年間の近代日本史との関わりについて、いくつか語っていきたい。また、北海道開発には外からの援助も大きく、その中心はア…

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