悪法のため餓死を選んだ東京地裁判事・山口良忠の悲劇
国の配給制度だけを頼りとして、ヤミで一切の食糧を入手しないで、どれだけ生存が可能なのだろうか。それが実際に裏付けられたのが、昭和22(1947)年10月11日に餓死した一判事のケースになるだろう。むろんこのほかにも庶民の中にはそのような人物が数多いたであろうが、歴史に残っている…
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