開店半年で会員200人…摘発された錦糸町のハプバー「人気の秘密と集客の手口」
男性の入場料は平日夜が8000円。女性は1000円だが掲示板に来店予告を書き込むと1000円オフになるため実質無料。ヤング割や入会金無料デー、2000円のアマゾンギフトがもらえるイベントもあり、安い料金で利用できた。
「伊佐山はもともと新宿にあるハプバーの常連客で、自ら経営したいと思っていた。渋谷か錦糸町かで迷い、家賃が安い錦糸町を選んだ。錦糸町ではハプバーの閉店が続いていた。そこへ今年3月、新たな店をオープンしたのが伊佐山。大勢の客が詰めかけ、店のあちこちで複数プレーが繰り広げられるなど、開店当初から人気だった。オープンから1カ月が経った4月、一般人からタレコミがあり、本所署が6月に伊佐山を呼び出して指導を行ったが、従わずに営業を続けていた」(捜査事情通)
伊佐山容疑者は調べに対し、「借金を返すために金を稼がないといけなかった。ハプバーとして開店した以上、いまさら引き下がれないので逮捕覚悟でやっていました」と供述しているという。
SNSでは<オープンして半年での摘発(早過ぎ)>といった投稿も。またひとつ、錦糸町の人気ハプバーがなくなり、愛好家はさぞガッカリしていることだろう。