4都県7件連続強盗は「ルフィ事件」から多くを学んだ? 実行役逮捕でも懸念される解決長期化

公開日: 更新日:

 あたかもルフィ事件を彷彿とさせる今回の連続強盗事件。しかし、ルフィ事件からの学習なのか、手口はより「高度になっている」(同前)という。

「指示役らはルフィ事件で世間から注目された“闇バイト”という言葉を使わずに“ホワイト案件”などと実行犯役を募集。犯行に使用する刃物などを購入する際、アリバイのために“野菜も一緒に買え”などの指示も出しています。ルフィ事件の時にはそうした緻密さはありませんでした。足がつかないため、犯行に使用した携帯を回収するなどの用意周到さも今回の事件では持ち合わせています」

 3人の指示役がいたとみられるルフィ事件だが、今回も「松本」「大谷」などを名乗る人物から指示が出されていたことがわかっている。

「ルフィ事件では犯行グループの概要を知る人物から任意での捜査協力もありましたが、今回の事件では今のところ有力な情報は得られていないようです。事件は長期化する可能性も考えられます」(同前)

 早期解決に警察の威信がかかっている。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神“強制終了”は「事実上の解任」…体調不良で異例の退任会見ナシなど誰も信じない

  2. 2

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  3. 3

    自民58議席減・自公で過半数割れの衝撃!政治評論家・野上忠興氏が予想【表あり】=衆院選公示

  4. 4

    藤川阪神はヘッド&二軍監督の組閣難航で多難すぎる船出…鳥谷敬氏や赤星憲広氏の招聘は絶望的

  5. 5

    百田尚樹氏vs飯山陽氏 “日本保守党ドロドロ内紛”の船出…4月補選の蜜月はどこへ?

  1. 6

    自民裏金議員「落選濃厚」20人リスト…非公認6人+比例重複なし14人が“ドボン”の瀬戸際

  2. 7

    森保Jで世代交代が急加速!主将・遠藤航、最年長の長友佑都、豪州戦OG谷口彰悟は次回召集外か

  3. 8

    「カネさえあれば…」はもう古い! 今どきの女性が絶対譲れない“結婚の条件”

  4. 9

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  5. 10

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》