4都県7件連続強盗は「ルフィ事件」から多くを学んだ? 実行役逮捕でも懸念される解決長期化

公開日: 更新日:

 あたかもルフィ事件を彷彿とさせる今回の連続強盗事件。しかし、ルフィ事件からの学習なのか、手口はより「高度になっている」(同前)という。

「指示役らはルフィ事件で世間から注目された“闇バイト”という言葉を使わずに“ホワイト案件”などと実行犯役を募集。犯行に使用する刃物などを購入する際、アリバイのために“野菜も一緒に買え”などの指示も出しています。ルフィ事件の時にはそうした緻密さはありませんでした。足がつかないため、犯行に使用した携帯を回収するなどの用意周到さも今回の事件では持ち合わせています」

 3人の指示役がいたとみられるルフィ事件だが、今回も「松本」「大谷」などを名乗る人物から指示が出されていたことがわかっている。

「ルフィ事件では犯行グループの概要を知る人物から任意での捜査協力もありましたが、今回の事件では今のところ有力な情報は得られていないようです。事件は長期化する可能性も考えられます」(同前)

 早期解決に警察の威信がかかっている。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が