U-21代表で鮮明 ブラジルW杯DF陣はほぼ全員召集外
9月に韓国・仁川で行われるアジア大会に出場するサッカーU-21(21歳以下)日本代表メンバー20人が21日、発表された。
このU-21代表は、来年に実施される16年リオ五輪の予選を突破し、本大会でどこまで勝ち上がれるのかにも注目が集まる。さらにもうひとつ気になるのは、何人の若手選手がアギーレ・ジャパンの新戦力として台頭していくのかである。
U-21代表の手倉森誠監督も、若手のA代表昇格を十二分に意識しており、これまで推し進めてきたフォーメーションを4-4-2からアギーレの基本戦術4-3-3に変更してチームづくりを進めている。そもそもアギーレのサッカー観は、まずは堅く守って失点を防ぎ、果敢にボールを奪った後、手数を掛けずにスピーディーにゴール前にボールを運び、シュートで終わるというスタイルだ。
「守備陣に求められるのは、CBなら屈強なフィジカル、スピード、正確なプレー。SBは豊富な運動量とサイドで攻撃の起点になれるスキル。アギーレは、それにフィットする選手を選んでいくでしょう」(サッカー専門誌記者)