チェスやトランプも…東京五輪「追加種目」応募“本当の狙い”

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 本当に採用を願っているのは一部だけだ。

 12日、都内で2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の理事会が行われ、IOC(国際オリンピック委員会)承認の国際競技連盟・連合33のうち、26もの連盟・連合が追加種目に応募したことを報告した。

 野球ソフトボールを筆頭に過去にも追加種目の候補になったスカッシュ、ローラースポーツもあるが、中にはペタンク・ブールを筆頭に馴染みが薄いどころか、見たことも聞いたこともない競技まで名前を連ねている。

 例えばペタンクはフランス発祥の球技で、日本では主に老人ホームのレクリエーションや地域の老人会で大会が行われ、知る人の方が少ない。コーフボール、ネットボール、フロアボールは球技、水中スポーツは水の中で何かをやるくらいは名前を聞けば想像できる。オリエンテーリング、ブールスポーツ、エアスポーツときては、もはや何がなにやら、だ。チェスやブリッジ(トランプゲームの一種)に至っては、そもそもスポーツなのかすらも怪しい。

■立候補で顔を売る政治家と変わらず

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