手倉森監督はもう決めている…リオ五輪「OA枠」3人の名前
■仙台、青森つながりで選ばれるのは…?
まずはGKだが、J広島の元日本代表・林卓人(33)が間違いなく招集されるともっぱらだ。
「林は仙台在籍時期、指揮官だった手倉森監督から高く評価されていました。しかも今の五輪代表の佐藤GKコーチは仙台コーチ時代に林をとてもかわいがり、今でもピッチ内外で付き合いがありますから」(サッカージャーナリスト)
MFでは、日本代表の常連MF柴崎岳(23)に当確ランプ点灯だ。
手倉森ジャパンの正ボランチは、今季から浦和でプレーするMF遠藤航(22)と川崎のレギュラーMF大島僚太(23)だったが、五輪予選を通して大島のフィジカルと守備力の弱さが浮き彫りになり、Jで通用していた展開力も、シビアな国際大会ではフルに発揮できないことが分かった。
手倉森監督は五輪世代と年齢もそう変わらず、高精度のパスと柔軟なゲームメーク力でA代表の常連になりつつある柴崎が大のお気に入り。さらに言うと柴崎が青森出身(上北郡野辺地町)というのもプラス材料。同じ青森・三戸郡五戸町出身の手倉森監督は、柴崎に対して親近感を覚えており、東北人ならではの粘り強さ、献身性にも大きな期待を寄せている。