「僕には飛び抜けた能力ない」 香川真司が現在の胸中吐露
ハリルホジッチ日本代表監督が2月、ヨーロッパに渡って欧州組選手たちと面会。香川もハリルと食事をしながら意見を交わした。
「ボク自身、日本代表に“非常に強い思い入れ”を持っていますが、14年ブラジルW杯以降、日本代表では結果を残せていません。ハリルホジッチ監督も同じ考えだと思いますが、(トップ下は)ゴールとアシストを求められているポジション。そもそもトップ下というのは『良い選手に任せられる』ポジションですからね。『監督からは、もっと大きなものを期待してもらっている』と感じています。これからも精いっぱい努力します」
「日本代表のOBたちが『ゴールからアシストからゲームメークまで、多くの仕事を抱え過ぎている』と言っています。このことをどう思いますか?」という質問も現地ドイツでぶつけてみた。
「ボクにはひとつ、飛び抜けた能力はない。ゴール、アシストともに高いアベレージを出さないと生き残れない。両方を兼ね備えた選手になれるようにプレーで存在感を出したいと思います」
これからも香川選手に注目していきたい――。