2次1位通過でも…ハリルJはW杯最終予選“死の組”に現実味
ロシアW杯2次予選の最終節・シリア戦(29日午後7時30分開始)に勝つか、引き分けるかで予選E組1位となるハリルホジッチ日本代表は28日、試合会場の埼スタで前日公式練習を行った。
「練習前の会見でハリルホジッチ監督は『勝利が前提』とコメント。この日の練習は冒頭15分しか公開されなかったが、紅白戦など選手の動きは良く、指揮官はチーム状態に満足げだった。練習中や練習後のメディア対応など、選手からは良い意味での緊張感が伝わってきた」(サッカージャーナリスト・六川亨氏)
E組2位のシリアとは昨年10月に中立国オマーンで対戦。FW本田、岡崎、宇佐美のゴールで3―0と快勝している。E組で唯一、骨のある相手とはいえ、彼我のレベル差から考えると日本が順当勝ちし、E組1位チームとして9月開幕のW杯最終予選(2次予選A~H組・各組1位と2位から4チーム=計12カ国)に臨むだろう。
しかし、その最終予選で日本が「死の組」に入る可能性があるという。
日本のFIFA(国際サッカー連盟)世界ランキングは、イランの44位に次いでアジア圏内2位の56位。4月12日の最終予選組み合わせ抽選会の際にシードされ、強豪国と対戦しないで済むポジションじゃないのか?