元日本ゴルフツアー機構副会長にJGTOの問題点を直撃
――米ツアーはスター選手がチャリティー大会などで、ファンを楽しませています。
タイガーやミケルソンが率先して動いて、莫大な収益をコロナ対策に寄付しています。なぜ松山英樹、石川遼、渋野日向子、鈴木愛らを駆り出さないのか不思議です。五輪会場の霞ケ関CCでテレビマッチをやれば、ファンも喜び、社会貢献もできる。要はJGTOに大がかりなイベントを仕掛けるプロデューサーが不在なんですね。
――昨年は執行部が発案したイベントが大失敗に終わり、「無策より愚策のほうがまし」という暴言もありました。
そんなセリフはコロナ前だから言えたんです。今必要なのはツアー開催に向けた惜しみない努力です。コロナでJGTOの無策ぶりがあらわになり、多くのスポンサーやファンは男子ツアーにあきれているでしょう。男子大会は間違いなく存続の危機にあるのは間違いありません。