DeNA今永昇太3年ぶり完封勝利! 13日阪神戦中止が“干天の慈雨”に、敵将・立浪監督も脱帽
天の恵みがエースに力を与えたか。DeNAの今永昇太(28)が17日の中日戦に登板。チーム打率リーグ2位(.249)の中日打線をわずか4安打に抑え、2019年以来3年ぶりの完封勝利を飾った。
ここ2年はケガとの闘い。20年は左肩の不調に苦しめられ、10月にクリーニング手術。昨季5月に一軍復帰を果たしたが、今年2月のキャンプで左腕の炎症が発覚。開幕に間に合わず5月6日の広島戦で今季初登板。この日が復帰2試合目だった。
「本来は13日の阪神戦に先発予定だったが、雨天中止。三浦監督は今永の状態を考慮し、スライド登板ではなく1カード飛ばす選択をした。前回登板は6回3失点とゲームをつくったものの、立ち上がりの初回に5安打を浴びるなど、明らかに本調子ではありませんでしたからね」(球団OB)
試合後は敵将・立浪監督に「4-0が12-0にも感じる内容。歯が立たなかった」と言わせた今永。13日の雨は、まさに「干天の慈雨」になった。