日本の楽勝ムード漂うコスタリカ戦には落とし穴…スペイン戦とは見違えるチームの可能性
「今回は経験のある30代の選手が多くメンバーに入っていて、スペイン相手にかつて採用していた5バックではなく、4バックの4-4-2という攻撃も視野に入れたシステムで勝負を挑むという大きな勘違いをしてしまった。日本戦は若手中心になるとしたら、フレッシュな怖さはあります。とはいえ、コスタリカ相手に引き分けているようでは話になりません。日本はコンディションが万全でない選手を休ませ、ドイツ戦で出番のなかったFW上田、MF相馬、DF伊藤らを起用しながら勝ち点3を奪うことが必須になります」
■冨安、酒井宏樹の出場は絶望的に…
ただ、落とし穴もある。元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏はコスタリカについて「スペイン戦は4バックで通用しなかったため、3失点した後に5-4-1にシステムを変更。目の前のスペイン戦は捨てて次の日本戦のために5バックを試すと、前半の最後はスペイン攻撃陣を封じていた。コスタリカは日本戦も5バックで挑んでくることが予想され、日本が守備網をこじ開けるのは骨が折れると思います」と語っている。