春高バレーでコロナ欠場続出、女子3連覇狙う就実も 全員検査&1人感染“即アウト”で非難囂々
大会の運営団体ごとに、それぞれコロナ対策の基準や方針がある。しかし、他競技がコロナ禍に順応しつつあるだけに、春高バレーの運営側に対し、ネット上は批判の声が噴出している。
《また胸糞悪い、選手の心を軽んずる大会》
《まだこんな事やってるんだ。陰性の選手だけでも参加させられるだろ》
《高体連バレーはいつまでも臆病で無責任。地方大会でも無観客だし》
自民党・細野豪志衆議院議員も5日、富士見高の欠場に触れ、自身のツイッターで「彼女たちの努力を想像すると胸が痛む」などと投稿。運営体制が大きな波紋を広げている。
■大会事務局に聞くと…
春高バレーはコロナ検査だけではなく、準決勝まで無観客で行う厳戒態勢を取っている。なぜ、これほど厳しいコロナ対策をしているのか。大会事務局に話を聞いた。
──なぜ全員に抗原検査をするのですか。
「コロナが流行っている状況がある。大会中に陽性者を東京体育館に入場させないため、事前に検査を実施しています」