U-23日本代表がカタール撃破!パリ五輪に望みつなぐも露呈した致命的問題

公開日: 更新日:

 殊勲者の細谷は昨季のJリーグで14ゴールと存在感をアピールし、五輪代表でも好調を維持してチーム最多の9得点をマーク。代表エースFWとして今大会に乗り込むはずだった。ところが、国際経験を積むために1月開幕のA代表アジア杯に参戦したのが誤算となった。

 ここで低調パフォーマンスに終始したことで心身ともにダウン。2月開幕のJリーグでも不発が続き、公式戦8試合連続無得点でカタール入りした後、グループリーグ3試合ともノーゴール。これでカタール戦を落として五輪出場切符を失っていたら、批判の集中砲火を浴びるところだった。

 延長後半8分には、唯一のアマチュア選手であるFW内野航太郎(筑波大)がダメ押しゴールを決め、準決勝以降の戦いにひと筋の光明が差し込んできた。しかし……「以前から不安視されていた守備の脆さが露呈、今後の戦いに不安を残しました」とは元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏である。

 1点リードで迎えた前半24分、カタールが右サイドからクロスを放り込むと日本の高井広大(磐田)と木村のCBコンビがマークを外し、カタールの19歳FWに強烈ヘッドをぶち込まれてしまう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が