渋野日向子が“劇的変化”で全米女子OP単独2位! 復活の兆しを作った「3つの要因」
【全米女子オープン】最終日
誰がこの成績を予想できただろうか。
通算3アンダーで首位と2打差の4位からスタートした渋野日向子(25)はスコアを2つ落とすも通算1アンダー2位と大健闘した。
シード権を失った今季はスイング改造に取り組み、不安を抱えながらシーズンに入った。ここまで9試合に出場して予選落ち6回と苦戦が続き、今大会前2戦も連続予選落ち。難コースのメジャーで4日間プレーできるとは、本人も思っていなかったかもしれない。
ところが、だ。通算1オーバー5位で予選を通ると3日目に66をマークして通算3アンダー4位で最終日を迎えた。そしてボギー先行の苦しい展開も7番、12番のバーディーで踏みとどまり、2019年の全英女子オープン以来となる2つ目のビッグタイトルも視野に入った。結局、優勝には3打届かなかったものの、劇的変化は復活の足がかりになったことは間違いない。
渋野が今回見せ場をつくった要因はいくつかある。昨年からタッグを組んだ辻村明志コーチの指導がその一つ。