日テレ “魔の時間帯”テコ入れに「笑点」メンバー起用の勝算
5週連続で視聴率3冠王をひた走る日テレにも“魔の時間帯”があるのをご存じだろうか。羽鳥慎一とフットボールアワーの後藤輝基のMCで「あのニュースで得する人損する人」を放送している木曜19時だ。
「もともとは水曜19時の『トリックハンター』と金曜19時の『笑神様は突然に…』も他局に負け、7月改編の課題になっていました。ところがこの2番組は最近好調で『あのニュース……』だけがクローズアップされているのです」(制作会社幹部)
ちなみに同番組の裏はフジ系が「VS嵐」、テレ朝系が「いきなり!黄金伝説」、TBS系が「プレバト!!」という具合。なかなか強敵揃いだが、今の日テレがこのまま“魔の時間帯”を放置するわけがない。局内では密かにウルトラCが進行中だという。
「それが、なんと『笑点』メンバーの起用です。桂歌丸や林家木久扇らの大喜利メンバーを登場させ、人間ドックで健康チェックを受けさせる企画らしい」(ある放送作家)
「笑点」といえば常に視聴率上位の常連で、つい先日も3年ぶりに24・2%をマークし「マッサン」超えを果たしたのは記憶に新しいところ。確かに、あのメンバーなら逆転の可能性も見えてくる。もっとも不安材料もないわけではない。